ムスタングスーツ落水実験

その3



日時 2006223日 17:0018:30

場所 プライオ ダイビング用プール
   札幌市中央区南1条西1丁目丸井パークタワー内



ムスタングスーツを着用して

1)ゆっくり水に入る

 ゆっくりエントリー後、枕(首の後ろのフロート)に給気。
 水がゆっくり入ってくる。浮く姿勢は仰向け。この体制で楽にいられる。 5分後全身に浸水。予想よりも水の入り方が多かった。しかし水の流通は少ない。
 入水8分後、スーツ内の水がぬるく感じる。腕はやや冷たさを感じる。笛がない事に気付く。

入水10分後、終了

ティドビットの結果→工事中



2)パニック状態(落水前後で暴れ、うつ伏せ、頭から落水)で水に入る

 逆さになって飛び込んでもすぐに浮く。浮力のバランスに変化ない。
 水の入り方はゆっくり入った時と大差がない。
 ウェイト10kgを持つと中性浮力がとれる(ちょうど釣り合いが取れた状態)。12Kgでは沈んだ。
 裸の人(大塚さん)1人が背中につかまっても、かろうじて浮いていられる。
 入水15分後、終了



カッパ、ライフジャケット着用して

1)ゆっくり水に入る。ただし、ライフジャケットの前チャックは閉めるがベルトは締めない状態


 ゆっくりとエントリー後、はじめ仰向け。数秒浮くが足よりすぐに沈下する。
 呼吸時に鼻の下まで水面がくる程体が沈んだ。ベルトを締めていないため、背中の浮力体が浮きすぎていることを大塚氏に指摘される。しかし本人は気付いていなかった。
 浮力を増すため、長靴を逆さにして空気を入れ、浮力体とした(片足)。 精神的に安心した。
 カッパ内の水はよく出入りしている感じ。何も着ていない感じがする。
 長靴を脱いだ分、足が冷たい。保温力低下。

ティドビットの結果→工事中



2)パニック状態(落水前後で暴れ、うつ伏せ、頭から落水)で水に入る。ただし、ライフジャケットの前チャックは閉めるがベルトは締めない状態


 カッパ内に空気が入っているため、落水数秒後は仰向けで浮かぶ。
 しかし、空気が抜ける時に一気に沈む気がして、不安感に襲われる。
 ライフジャケットの後ろが浮きすぎて浮力確保できない。


 ベルトをしっかり締めると、浮力はきちんと確保された。
 ライフジャケットの正しい着用が肝心である事を知る。
 寒さを感じたので、ハイパーサーミア防止の姿勢(だるま浮き)をとってみた。


 すると、前にぐるりと回ってしまい、背中が上で浮いてしまう。
 お腹のベルトが肋骨最下部に当り痛い。

 終了











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